珈琲店タレーランの事件簿5
「タレーランの事件簿5」読み終えました。
読後感は…いいと思います。
カフェで一気に読んでしまいました。
以下、ネタばれを含む感想を。
今回は悲しいエンディングを迎えるの?と途中で読者に抱かせながらしっかりとしたエンドへ。
そして綺麗に源氏物語に重ねるようなミステリー、それも宇治十帖でございます。
「薫君(かおるくん)誕生!」ネタくらいにお見事です。
今までの1~4よりも一本太い筋の通った密に絡み合ったストーリー、面白かったです。
美星バリスタとの仲もちゃんと進展してるんですね。
最初はビブリア古書堂みたいなの?と思って読み始めましたがちゃんと別物を作り上げてます。
京都人なのでひいき目もあるかもしれませんが(^_^)